夏休みを取りましょう。今夜。フレシネで。



電車の中吊りで見かけたフレシネの広告。
写真のテイスト、大胆ながら細かい部分まで計算されたレイアウト、
フォント使い、ホワイトスペースの使い方、好きです。


90年代のはじめあたり、
バブル景気終盤の、まだ広告がメチャクチャ元気だった頃。
ちょうど自分が「広告」というものを意識して見るようになった頃の
なんだか懐かしい匂いがします。


夏休みを取りましょう。今夜。
楽しいことは、つくればいいよ。夏のフレシネ


コピーもJR東海の『日本を休もう。』(1990年〜1993年)を彷彿させる
やさしさというか、癒しみたいなものを感じさせてくれます。
そしてちょっとしたワクワク感も。
なんでしょう、嫌みなく気持ちにスッとはいってくる感じが心地よいです。


なんでこんなに心に引っ掛かるのかと考えてみましたが。。。。
自粛ムードのいまの日本で、
このささやかな贅沢気分が新鮮に感じられたのでしょうか。
学生や20代の若者、はたまた主婦層へ向けての広告が多い中、
これは自分世代へ向けてのメッセージ?
そんなふうに感じたからでしょうか。


フレシネで乾杯しよう。そう思った広告でした。